【ipad勉強術】【ipad読書術】本の電子書籍化に「スキャンピー」を利用したら楽チンだった!
こんにちは!子育てファミリー専門FPの藤澤です。
- ipadで勉強をしたいけど、参考書がkindleや楽天koboで売ってない
- 本や参考書をipadで読みたいけど、どうやったら電子書籍化できる?
- 本の断捨離をしたい人
とお悩みの方いませんか?
私は、FPや宅建、簿記などの資格勉強をした際、紙の本を「電子書籍化」し、iPadで勉強しました。
この記事を読めば「これから電子書籍化したい人がipadなどで勉強・読書できるようになる最短方法」がわかります。
この記事の結論 電子書籍化の代行サービスを利用して、面倒な作業をすべて丸投げしてしまおう!
また紙の本にもたくさんの魅力がありますが、ここではFPの視点で、本の保管にかかる“家賃”も考えてみます。これを機に電子書籍化を検討するのも良いですね。
本の保管にかかる家賃を考えてみた
広さ50m2で家賃20万円の家に本が100冊
本を100冊収納する棚の大きさが縦50cm x 横100cm = 0.5m2であるとしましょう。すると、20万円 x 0.5m2 / 50m2を計算すると2,000円となりました。
紙の本を保管すること自体は否定しませんが、なかには二度と読まない本もあるはずです。
そういった本のために居住空間を狭くしてまで取っておくことに価値を感じるか、考えてみましょう。
電子書籍化の3ステップ【断裁】【スキャン】【アプリへ取り込み】
断裁して本をバラバラにする
電子書籍化をするとき、本をバラバラにするか、しないか、という問題があります。
破壊型・非破壊型、とも呼ばれます。
貴重な書物や借り物でない限りは、本をバラバラにすることをオススメします。
破壊型は簡単・スピーディーに高品質なスキャンをすることができる一方、非破壊型にはとてつもない労力がかかるようです。そのため、この記事では破壊型・本をバラバラにする前提で進めていきます。
断裁には「断裁機」を使います。一度に数枚程度の断裁ができるものもあれば、数十枚単位のものもあるようです。
今後ガンガン断裁する方以外は、外注するのがベストです。
勉強目的で電子書籍化する方は、迷わず代行してもらいましょう。もっともお金のかからない方法を模索するのも大事なことですが、迷い沼への入り口です(経験者)。素直に外注して、早く勉強を始めましょう
*ネット上には「裁断機」や「本を裁断する」、という表記もあり混乱するところですが、この記事では「断裁」で統一します。 そもそもは裁断と断裁と二つの言葉があることが根本にあるようです…。意味も少し違うようで、ややこしいですね。
バラバラになった本をスキャンして電子書籍化
データ化する際にはスキャナーにバラバラになった本を取り込んで行います。
電子書籍化されたデータは画像ファイルやPDFなどにすることができますが、管理のしやすさを考えるとPDFの一択です。
勉強目的で電子書籍化する方は、ここも迷わず外注しましょう。
コンビニの複合機でもスキャンできますが、いわゆる「検品作業」がかなり面倒です。
後からスキャン出来ていないことに気づくことも結構あります(経験者)。
素直に外注して、早く勉強を始めましょう。
電子書籍化データをアプリへ取り込み
画像(左)のように、PDF化された本データは特別なアプリに入れなくとも読むことはできます。
しかし本が増えてくると、かなり管理が煩雑になってくるはずです。
そこで、画像(右)のように管理が楽な勉強用のアプリ、読書用のアプリに電子書籍化データを入れることがオススメです。
【断裁】【スキャン】を代行するか、自分でするか
【オススメ!】両方丸投げ。「スキャンピー」に代行依頼
私の結論は、電子書籍化の代行サービスに丸投げすることです。特に勉強を目的にされる方は、迷わずお願いしちゃいましょう。
代行サービスはたくさんあるようですが、ここでは私が過去7回利用した「スキャンピー」をオススメしておきます。(この業者で満足してるので、他は試してないです。)
作業は納期どおりにしてくれますし、納品データもいつも良い状態です。
ただし、覚えておくべきことが一つあります。それは、スキャンが完了した本は必ず廃棄処分されてしまうことです。(著作者様ならびに出版社様との規約により、とのこと)
なので、手元に本も残しておきたい場合は、
- もう1冊買う
- 自炊で電子書籍化する
を考える必要があります。
【断裁】「kinko’s」に依頼&【スキャン】自力で「自炊」→断裁した本を保管したい人に最適だが・・・
この案では、断裁は代行でやってもらい、スキャンは自分で行います。この方法のメリットは、断裁した本を手元に取っておけることです。
とはいえ、手元に残るのはバラバラになった本。処分された本を手元に置いておきたい場合には、「スキャンピー」に電子書籍化を丸投げした上で、もう1冊購入するのもアリです。
というのは、断裁をやってくれる業者が少ないのと料金が高いからです。例えば都内では、複数店舗がある業者がkinko’s(キンコーズ)くらいしか見当たりません。
[kinko’s] https://www.kinkos.co.jp/
しかも店舗が法人需要が見込める都心部に集中しています。
そして金額の問題も。「持込加工サービス料」が本を持ち込んだ都度発生し2,200円します。たとえば1冊でも10冊でも最低でも2,200円がかかり、別途作業料がかかります。
しかもそのあと自分でスキャンしないといけない手間を考えると、「スキャンピー」に丸投げの上で、後から本も欲しくなったら追加購入でもいいような気がしてしまいます。
【断裁】【スキャン】を自力で「自炊」
断裁もスキャンも自力でする場合には、現実的には断裁機を購入することになるでしょう。
断裁機は一度に切断できる紙の量に応じて金額も大きさも異なりますので、興味がある方は調べてみてください。
私の感想ですが、高頻度で電子書籍化をする方だけに向いている方法と感じました。
「スキャンピー」のオススメプラン!
10冊以上ならバリューパック
10冊以上なら、これでOKです。あとは納期プランを決めましょう。
- 2日以内に納品する特急便
- 7日以内に納品する7日便
- 冊数によって納期が変わる通常便(最低25日〜)
この3つから選びます。
バリューパックの場合には
納期を2つから選べますので、
例えば5冊のうち2冊は特急便、残りの3冊は通常便、という方法もできます。
勉強が目的なら、特急便か7日便にしましょう。
10冊未満で勉強用途なら「基本料金」「おまかせ便」「OCR処理」「特急便」
箇条書きですが、私のオススメはこの組み合わせです。
- 「基本料金」。10冊未満では「バリューパック」は選べないので。
- カラーはどうするか? →オススメは「おまかせ便」。目視確認でいい具合にしてくれます。
- OCR処理はどうするか?→とりあえずアリにしておきましょう。
- 納期プランは?→「特急便」速攻で勉強を始められるように2日以内に納品してくれます。
10冊未満で読書用途なら「基本料金」「おまかせ便」「通常便」
最後に読書用途です。私のオススメはこの組み合わせです。
- 「基本料金」。10冊未満では「バリューパック」は選べないので。
- カラーはどうするか? →オススメは「おまかせ便」。目視確認でいい具合にしてくれます。
- OCR処理はどうするか?→「ナシ」で。読書でこの機能は使わないと思います。
- 納期プランは?→すぐに読みたい場合を除いて「通常便」がオススメ。
OCR処理とは 勉強アプリや読書アプリで、本文を検索できるようにする処理のことです。 例えば、テキストで「ファイナシャル・プランナー」について調べたいとします。 紙の本であれば「索引」から調べて記載のあるページを探します。 一方OCR処理がされている電子書籍の場合は、アプリ内の検索機能を使って「ファイナンシャル・プランナー」と検索をすることで、本書内のすべてのページでキーワードを表示することができます。
まとめ
以上、紙の本を電子書籍化する方法と、「スキャンピー」に丸投げが一番楽チンで良いですよ〜という話でした。
「一番おトクに!!」と金銭的な負担が少ない方法を模索していると、結局は勉強時間に影響してしまいます(私がそうでした)。
ですので、この記事を読んで電子書籍化をすぐにして勉強や読書を始められる方が1人でも増えればと思います!