【Apple大好きFP】iPhoneが高い!FPが実践する安く買う方法
こんにちは!子育てファミリー専門FPの藤澤です。
実は私、Apple製品が大好きなんです。iMac・iPad・iPhone・Apple Watchを使いこなして、効率的に仕事をこなす方法を模索するのが趣味のひとつです。
今日は、iPhoneを持っている人向けの話です。
iPhoneが円安も手伝ってとんでもなく高い昨今。iPhoneの購入費用を少しでも安く済ませるには、どうしたら良いのでしょう。
この記事では私が実践している方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
私の方法(結論)
iPhoneの買い方2選
- 新品が欲しい時: Apple Store (オンライン)で。
- 支払いはApple Gift Cardをコツコツと積み立てた残高から
- 中古でも気にならない場合:
- Apple Gift Cardが使えるApple認定整備済製品を購入
- あるいはイオシスやソフマップなど中古ショップで
使っていたiPhoneの処分を考える
iPhoneの買取を実施しているショップなどで、買取価格の査定をしてもらいます。
参考
発売時(2021年9月) | 買取価格(2023年12月) |
---|---|
98,800円 | 61,000円 |
処分せず取っておくなら買取価格に見合う使い道を考え、無ければ売却します。
私の買い方なら
- iPhone 13を実質88,920円で購入(Apple Gift Cardを10%ポイント還元で積み立て)
- 綺麗に2年間使った場合には、61,000円で売却できるので、27,920円で2年間iPhone 13を使えたことに。
2年経ったとして。
- iPhone 15 を買う。定価124,800円。Apple Storeで、支払いは全額をApple Gift Cardなら112,320円
- 現金61,000円
- 残金をApple Gift Card 63,800円分
スマホを買うときに考えるべき3つのポイント
ポイント1:iPhoneじゃなきゃダメ?Androidは?
iPhoneをなんとなく使っていて、こだわりがなければ、Androidのスマートフォンへの乗り換え検討をしてみてください。AndroidであればiPhoneに比べて圧倒的に安価なモデルも充実しています。
iPhoneを一生買い続けるといくら?
そもそも、iPhoneに私たちはお金をいくら使うのでしょうか。いつかはiPhoneといえど終売を迎えるのでしょうけど、モバイルデバイスを1人1台は今後も所有するであろう前提で試算しました。
我が家の場合、それぞれ100歳まで、2年に1回、使用済みのiPhoneを下取ってもらいながら、iPhoneを10万円で購入し続けたとすると、夫婦でなんと640万円もかかるとの結果に。
もしAndroidであれば半額以下にできる可能性があります。それでもiPhoneがいいのか、考えるべきでしょうね。
ポイント2:割賦払いは借金。必ず一括払いにしよう
そもそもスマホの買い方には、一括払いと割賦払いの2つがありますよね。
割賦払いは借金をして購入する方法です。もちろん、携帯キャリアが割引をしてくれるケースがあり、一括払いより総出費が少なくなるケースもあると思います。
とはいえ、FPとしての私の意見では、スマホや車を買うために個人で借金(割賦払い)をするべきでないと考えています。
ポイント3:新品以外の選択肢。中古なら自分にぴったりの1台を見つけられる
中古の最大のメリットは、自分のニーズと予算に合わせて購入できること。
過去数年に発売されたさまざまな機種・状態のスマホが選択肢となるわけです。私もはじめは抵抗がありましたが、実物を見ると「このくらいの傷ならいいや」と予算に合う1台が探せました。
とはいえ、トラブルが気になる中古購入。メルカリなどの個人間売買は避け、イオシスやソフマップ、じゃんぱらなどの保証がしっかりしている中古ストアで購入しましょう。
iPhoneの買い方2選
新品を買いたいなら
新品ならApple StoreやApple Storeオンラインなどの公式ストアがオススメ。購入後2週間以内であれば返品ができるため、試し買いすることができます。
Appleが公式に販売する中古ならキレイ!
キレイなら中古でもいい!という方は「認定整備済製品」というAppleが公式に販売する中古品がおすすめです。過去何度も「認定整備済製品」を購入していますが、見た目はいつも新品そのもの。しかもバッテリーは必ず新品に交換済みで、新品のiPhoneと同じ1年間の保証付きです。支払いに「Apple Gift Card」も利用できますよ。
問題は、やや世代の古い端末しか取り扱いがない点です。2023年12月現在、iPhone15が9月に発売されましたが、「認定整備済製品」ではiPhone12世代が中心。13世代も少し在庫がある程度で、競争率が高そうです。
公式ストアでの支払いは、積み立てた「Apple Gift Card」で
スマホって定期的に買い替えていくものですよね。購入時までに端末代金を積み立てていることが重要です。計画的に積み立てておくことで家計が安定するからです。
公式ストア(Apple StoreやApple Storeオンライン)での購入をオススメするのは「Apple Gift Card」で支払いができるから。Appleギフトカードは積み立てができ、有効期限もありません。またiPhoneなどの製品に限らず、Appleに関するあらゆる支払いに利用できます。
私の場合、「楽天経済圏」にどっぷり浸かっているので、10%の程度のポイント還元を受けられるApple Gift Card 認定店(楽天市場内ストア)で積み立てています。
あるいはコンビニ(大手3社)で、ラックに「Apple Gift Card」がたくさんかかっているのをみたことはないでしょうか。コンビニ各社のキャンペーンを利用すると、お得に購入することができるようです。
自分の生活環境などを踏まえ、手間のかからない購入方法を検討しましょう。
中古を買うときはiPhoneの寿命をチェックしよう
ところでiPhoneの寿命とは何年くらいなのでしょうか?新品であれば、発売から5、6年と考えるのが良いですが、中古はそれよりも絶対に短いですよね。購入候補の中古iPhoneが「あと何年使える端末なのか?」を考えましょう。
中古iPhoneに大事な「ハードの寿命」と「ソフトの寿命」
「ハードの寿命」とはバッテリーの残量のこと。
iPhoneであれば、「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」と進み、「最大容量」にて、新品時は100%だったバッテリーが、どれくらい劣化しているか確認することができます。
劣化が進んでいるバッテリーは、減りが早いと感じるかもしれません。そうなると充電頻度が上がりますし、有料でバッテリー交換をすることになりかねません。
したがって「最大容量」が80%を下回っている端末はできるだけ避けましょう。
対して「ソフトの寿命」とは、iPhoneのシステムそのものの寿命です。もう少し深掘りすると、iPhoneのシステムであるiOS (アイオーエス)のサポート期間と、脆弱性に対応するセキュリティパッチが適用できる期間の2つに分かれます。
色々な新機能が追加される新しいiOS。毎年秋に新バージョンが公開されますが、発売から5、6年以上経っているiPhoneは新しいiOSの対象外となり、サポートが終了します。
とはいえiOSのサポートが終了したとしても、セキュリティパッチが適用できる限りiPhoneは安全に使えます。ただし、セキュリティパッチが適用される期間もマチマチです。「気づけば終わっていた」場合にはiPhoneをセキュリティリスクに晒し続けることになるので、iPhoneの寿命を5、6年と考える根拠はここにあります。
使い終わったiPhoneは、必ず下取り査定を
使い終わったiPhoneは、必ず下取り査定しましょう。その上で査定価格に見合う活用方法があるか考えてみましょう。
例えば、私が以前使っていたiPhoneは傷だらけだったため査定価格がたった2000円でした。そこで娘に触らせる用として残しておくことにしました。もし、数万円の査定だったとしたら絶対に売却していました。
割賦支払いが終わったiPhoneがもし手元にあれば、必ず査定してみてください。もし1万円だとして、隠居したiPhoneの使い方(例えば目覚まし時計代わり)に1万円の利用価値があるか、一度検討してみてくださいね。無いと思えば、すぐに売却して次に買うiPhoneの資金にとっておきましょう。